哲学者・カントとはどんな事を言った人?カントのおすすめの本5冊! - 生活百花 (hatenablog.com)
顔イラストは、上のブログより
1月の31日にラジオ深夜便アーカイブスで
世界はかまいらー(有名人のお墓参りする人)から
今年生誕300年のドイツ哲学者カントの話しを聞いて驚き、調べてみました。
驚いたのは、アインシュタインや湯川秀樹の国際連盟設立案を作る
200年程前の1795年にカントは、計13条を含む『永遠平和のために』という本を出版していたことです。
その条項を3つにまとめて簡単に説明すれば、
常備軍隊を持って国家間で戦争や暗殺してはならない。
他国の財を奪ったり、他国を干渉してはならない。
道徳と政治が一致しなければならない。
私は、もっと加えてほしい条項は、
どんな宗教も人を殺生してはならない(不殺生戒を守ること)。
生命を大切にしなければならない。例えば森林を守ることも含みます。
国連のみ警察軍を持つ。
なぜなら、宗教が殺生を肯定すると、政治がそんな宗教を国内外で利用するからです。
宗教紛争が起こり平和が達成出来ないからです。
前回のブログに続き、五戒について更なる説明を致します。
五戒では、
世界の仏教の中で最も基本で優先される戒(かい・きまり)です。
しかし、世界のメジャーな宗教は、この戒を必須条件としていないので、
また、その国の政治がそんな宗教と一体化しているので、その宗教家に
「正義の戦争」と認めてもらい、牧師や司祭をともなって戦地へ行き
兵隊の心の安定化のために働いていた事実がありました。
敵国の大量破壊兵器を見つけ破壊するのだと言う大義を立てて
始めた戦争の結果、その兵器が無かったという偽りの戦争の歴史がありました。
世界の宗教の定義と戒にこの「不殺生」戒を含めるべきです。
そうすれば、少なくとも何々教何々派の紛争という戦争が起こせません。
兵器を持つ自称宗教団体は、宗教団体ではないと定義づけ、
思想団体と差別化されます。
一方弁栄様の五戒の1番目の
殺す勿(なか)れ汝が霊格(れいかく<霊性の人格>)を。
これは、簡単に言えば、私の霊性(仏性)を汚してはなりません。
高めてください。と言うことです。
汚すとは、道徳から外れることです。煩悩に近づくことです。
霊的世界である「真善美」の
1.真理を深め、真理にそう行動をすること。
2.善を深め、善にそう行動をすること。
3.美を深め、美にそう行動をすること。
その為には、弁栄様が晩年著された『礼拝儀(らいはいぎ)』を拝読し、
このブログで説明してきた12光仏の内容を身につけて礼拝儀の中の
「念仏三昧」の念仏瞑想を実行すると良いでしょう。生活の智慧と慈悲が進み、
精神向上が多いに進むでしょう。
以上