SSブログ

勉強法動画、弁栄弟子の好月先生の本その1、弁栄の一般向き十二光仏の解説その2


 

①弁栄の幼児期から農業を手伝っていた十七歳頃までの勉強の仕方を現代化した教育者の動画です。

 

②今月より 大正九年まで活躍された山崎弁栄の弟子で当時学校の教師の熊野好月(旧姓徳永愛子1895~1975行年九十歳)

熊野好月晩年358x369.jpg

の書かれた『さえられぬ光に遇いて』の

内容を紹介したいと思います。彼女は、何ヶ月か弁栄との随行(ずいこう)(お供として従える)の旅をしました。弁栄より、学生を指導するように依頼されて、関西を起点とし、昭和50年までそれに生涯を捧げます。岡潔博士の妻、みちのき相談相手でもありました。

 

本 さえられぬ光に遇いて482x697.jpg

 その熊野先生の著書『さえられぬ光に遇いて』(百八十四頁)を一般向けに、難しい所は削除し要点を編集して毎月何年かにわたり紹介します。

 

第一回は、一頁から三頁の内容です。時は明治の終わり頃で好月先生が高等学校通学の頃です。当時は、コレラが流行し、現在のコロナ流行と同じように、手洗い、新鮮な空気と換気および病人の隔離が対策として重要でした。

 

 

その1.幸せが青天のへきれき

 

 財産は無くとも、とりわけ平和な家庭の中に育まれた私はに幸でありまし。破はわずかに八人のを何とか暮らせ、おゆずりのを身につけ

 

食はわずかに餓えをしのぐに足りるという貧洗が如き状態ではりましたけれども、他に迷惑かける程ではありませんでした。

 

 先祖が残した元の田畑と父のによって得らるるわずかの資は皆子供の学資と消えていきました。あらゆる苦労をして、

 

ひたすらに子等と体の衣食住と、はかられた父母の尊くも有り難さを感謝せずに居られませぬ。

 

有難さを感激せずにはられませぬ

  父母はらからおのもおのも

    明くればそれぞれ務めにつき

  暮るれば一つち集い

    楽しくのどかにらいつつ

 

ikkadannrann257x183.jpg

 団らんの楽しいタの思い出は今に忘られぬなつかしいのがります。にかよな幸福な家庭がとあろうかと、子供心思われた程でりました。

 

の幸福だけはいつまでも、何処までも、長く変らぬものとお互いにじ切っており、そこに無常の風の吹き入る隙間があろうとは誰も思い及ばぬことでありました。

 

親は子を子は親を唯一無上のたよりとし、宝として、この幸福を与えて下さった(大)親様(=仏様)のましますことを知らずにおった私共の上に思いがけない警鐘はうちならされました。

 

当時の私にとっては、余りに無情な余りにも手厳しいものでありました。それは、一家の希望であり光明であった大学在学中の長兄が流感のため急に倒れたことであります。

 

続いて中心であった父が、兄を悲しむ余り、兄の忌明け(死後90日)の日に脳溢血を起して、再び立つことの出来ぬ身となったことであります。

sousiki292x175.jpg

これぞ「晴天のへきれき」、残された母を始め世間知らずの私共はお先真っ暗になり、一体どうなるかとただおろおろするばかりでありました。

 

③弁栄の一般向き十二光仏(こうぶつ)の解説その2

 

8月記載、如来の智慧光仏の続き

 

智慧を育てる初期段階で重要なことは、母親の胎内の赤ちゃんに「いい子だ」などと話しかけることが、胎内教育と言って良い教育になります。弁栄は更に、赤ちゃんの単細胞生成の前から、恐怖心をあおるドラマやむさぼる等の欲の心、

つまり汚れたものを見聞すること避け、美しい物や安らかなものを出来るだけ見聞きすることが良い教育になると述べています。夫についても同じで、攻撃ゲーム等するは、精子形成中2ヶ月間は好ましくないです。

現代の変わり種や異常なことに目をひかそうとするメディア情報、不自然で奇抜なコマーシャルは、避けるのが好ましいです。

 

また、「三つ子の魂百まで」と言われ、弁栄もこの時に性格と人柄が定まる重要な時期であり、親や上の兄弟が正しい手本を見せたり、充分褒めたり(九回褒め一回しかる)大事にしてげることが大切です。

 

この時期の親は、寝ていようが起きていようが我が子に、なでながら「良い子だ、良い子だ」と語りかけながら育てると本当にそうなる傾向があります。その親の接し方が胎教と似た効果があるのです。弁栄の大弟子田中木又先生もそう語っています。

 

そして、現代日本は、この大事な時期に親の都合で授乳を一才前後で早めに断って、保育園に預けてしまう親がほとんどですが、出来る限り3才近く授乳を続けることが心と体の成長に好ましいです。親孝行で人間味のある賢い子に育ちます。

 

世界保健機構は、3年間を推奨していて、世界平均は、3年以上です。0-3歳、親が具体的な物を見せて映像と共に多くの言葉を学習させて教育すると良い効果が得られます。映像は右脳を使いますので

弁栄の伝記に本を「ピー」とめくって本の内容を覚えてしまう所がありました。これこそ覚りで深まった智慧光仏の力が弁栄の右脳に働いたために出来たことです。その弁栄伝記をヒントに教育家、七田眞が右脳を働かせるために

画像カードを高速使用した「七田式教育」として60年前から海外まで広めています。それで学生が速読も出来、人生で必用な多くの本が読めることが出来ます。現代ほど人生で多くの分野の知識と智慧が必用な時代はありません。

 

幼児期に百科事典を覚えて日本1の大学に入学したり、教師になった先生もいます。英語教育でも同じです。TOEIC試験満点になれば、世界1流大学に入学出来たりします。とにかく早期に言語教育することが人間の基本の一つとして特別に大切なことです。

 

それが智慧光仏の初期の基本になります。弁栄の幼少期の本好きが良い例です。では、中期の基本とは何でしょうか?それは、めい想です。弁栄の父が教えた日本式めい想である浄土宗系のねんぶつのめい想です。

弁栄後期の基本は、明治33年頃から晩年までの光明主義の弁栄式念仏三昧瞑想(ねんぶつさんまいめいそう)です。

 

「教育」とは、親、先輩や先生が各方面の点からその子に質問をして回答を考えさせること。そのことが知・智を引き出す教育Education(引き出すの意味がある)の真の方法です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


nice!(0)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。